東京ルミナスピラー

このチャンスを逃せば、もう父さんを倒すことは出来ないかもしれない。


そう判断した俺は、日本刀をトンファーに持ち替えて。


「双龍狂乱撃!」


低く、滑り込むように父さんに接近し、トンファーを振り上げた時だった。


結城さんの攻撃を弾くと同時に、軽く飛び上がって身体を回転させた父さんは、俺に向かって槍を突き付けていたのだ。


狙いは右腕。


殴り付けようとした右腕に槍の直撃を受け、あまりの威力で肘が吹き飛んで。


あまりの痛みに顔を歪めるけれど、残った左腕で父さんの槍を持つ手を殴り付けた。


「うおおおおおおおおっ!」


激痛に耐えながらの連続攻撃。


見る見る父さんの左腕は腫れ上がり、それでも続けた俺の攻撃によって、骨が砕け、肉は飛び散り、腕そのものが破裂して辺りに飛び散ったのだ。


「葵、葵ぃぃぃっ! なんでお前はそうやって前を向いていられるっ! 本当の家族じゃないから悲しくないのか! 光が! 灯が死んで! お前はどうして悲しんでいないっ! それが許せない! お前を許さないっ!」


すぐに槍を右手に持ち替えて、今度は俺の右手に向かって槍を突き付けた。