まだ半信半疑……という様子ではあるけど、一定の理解は示してくれたみたいだ。
「それより結城さん。見てください、あれ」
辺りを見回していたついでに、俺が見付けてしまったものがある。
地上で鬼と戦っている俺達を、上空から腕組みをして見下ろしている悪魔のような鬼を。
一瞬、黒井かと思ったけど違う。
あれは……。
「沼沢か! やつまで出張ってくるとは運がない!」
「結城昴に北条葵! お前らから受けた屈辱をここで晴らさせてもらうぞ! 消えろ雑兵が! 俺の勝負の邪魔だっ!」
沼沢がそう言って両手を地面に向けると、鎖分銅がまるで生き物のようにのたうち、次々と鬼達を殺して行く。
そして光に変わった鬼達の中に立つと、俺達に向かって不敵な笑みを浮かべて手招きをして見せたのだ。
悪意の塊……なるほどね。
俺達に対する恨みが渦巻いてるってわけだ。
「二対一にしてくれて良いのか? 沼沢、お前は葵一人に一度負けているだろう?」
「あれはガキだと油断したからだ! 俺はもう油断などしない! 全力でお前らを屠ってやる!」
と、沼沢が腰を落として身構えた時だった。
「それより結城さん。見てください、あれ」
辺りを見回していたついでに、俺が見付けてしまったものがある。
地上で鬼と戦っている俺達を、上空から腕組みをして見下ろしている悪魔のような鬼を。
一瞬、黒井かと思ったけど違う。
あれは……。
「沼沢か! やつまで出張ってくるとは運がない!」
「結城昴に北条葵! お前らから受けた屈辱をここで晴らさせてもらうぞ! 消えろ雑兵が! 俺の勝負の邪魔だっ!」
沼沢がそう言って両手を地面に向けると、鎖分銅がまるで生き物のようにのたうち、次々と鬼達を殺して行く。
そして光に変わった鬼達の中に立つと、俺達に向かって不敵な笑みを浮かべて手招きをして見せたのだ。
悪意の塊……なるほどね。
俺達に対する恨みが渦巻いてるってわけだ。
「二対一にしてくれて良いのか? 沼沢、お前は葵一人に一度負けているだろう?」
「あれはガキだと油断したからだ! 俺はもう油断などしない! 全力でお前らを屠ってやる!」
と、沼沢が腰を落として身構えた時だった。



