東京ルミナスピラー

地上に近付くにつれ、ハーピーの数も飛んで来る矢弾の数も比じゃないくらいに多くなる。


キーキーと声を上げて迫るハーピーを斬り捨てながら、一方ではトンファーで流れ弾に当たらないように防御をする。


そのハーピーと矢弾の層を抜けると……丁度俺が戦っていたあの場所が落下地点だった。


「結城さん! 離れてください!」


「何っ!? 葵! お前一体どこから!」


持てるだけの爆弾を周囲にばら撒き、右手にトンファーを取り出して、着地と同時に地面を殴り付ける。


と同時に起爆させて、周囲には激しい衝撃と爆発が巻き起こったのだ。


着地の衝撃は0になる。


ただそれは、俺が着地した時の衝撃で、地面に攻撃をした衝撃はまるで隕石クラス。


半径5mくらいは地面がえぐれ、その衝撃波で鬼達が吹っ飛んでビルに叩き付けられ、肉塊へと化していた。


「派手な登場をしてくれるじゃないか葵。それで、どうしていきなり消えたんだ。心配したぞ」


退避していた結城さんが、俺のいる場所に戻って来てそう尋ねたけど……俺はあれをどう説明すれば良いのかわからなくて頭を悩ませた。


最後まで安藤は詳しいことを教えてくれなかったんだよな。


勝手に連れて行かれて、勝手に帰された感じだ。