東京ルミナスピラー

「いや、だからさ! 僕とセックスしたら帰してあげるって言ってんのに! なんでそこを受け入れようとしないわけ!? 何度も言ってるよね!? わかる!?」


物凄い剣幕で俺に近付き、額を人差し指で何度も突く安藤。


いや、確かに言ってるけど、そんなの罠だと思うじゃないか。


密室に閉じ込められて、出たければセックスしろなんてさ。


「い、いや、だから! 安藤さんくらい可愛かったら、別に俺じゃなくてもいいでしょ。何だってここまでして……」


安藤は東軍……ということは、やっぱり津堂に改造されてるんだろうな。


油断したところで俺を殺しに来るかもしれない。


だけど、安藤の言う通りここが地下だとすると、俺には地上に帰る手段がないのも事実。


結局、生きたまま地上に戻れる可能性は、安藤とセックスをするしかないということか。


「はぁ。マジかよ。東軍と戦ってたのになんでこんなことに……」


ベッドに腰を下ろして頭を抱えていると、俺の気も知らずに安藤が嬉しそうに笑いながら隣に座った。


「お? 観念した? そうそう、ここから出るには僕の力が必要なんだから、逆らっても良いことなんてひとつもないよ」