東京ルミナスピラー

この女の子は一体何を言っているのか、ここがどこなのか全くわからない!


わかっていることは、俺の胸くらいの身長の女の子が目の前で服を脱いでいるということだけだ。


「ちょ、ちょっとストーップ! おかしいおかしい! え? なに、何なのこの状況! わかるように説明して!」


間一髪、下着になる手前で安藤の肩を掴んで動きを止めたけど、安藤は不思議そうに首を傾げる。


「え? いやだからさ、僕とセックスしよって言ってんの。葵くんには何も損はないでしょ? こんな可愛い女の子を抱けるんだから喜びなよ」


満面の笑みで俺を見上げるこの顔に、何かそれ以上の企みがあるとは思えない。


「今の今まで戦ってたのに、何でこんなところにいるんだよ……てか、ここはどこなのって聞いてんの!」


よく見ると、身長は低いけど俺よりも年上っぽい感じがする。


化粧の雰囲気からそう思えるのかもしれないけど。


「え? 葵くんってもしかして理解力がちょっと足りない系の子だったりする? 大丈夫大丈夫! 楽しむのに理解力とかいらないから! 問題ナッシング!」


またまた満面の笑みで、グッと親指を立てて見せた安藤を見て、俺は頭がおかしくなりそうな気さえしていた。