自分で話していて、あまりにもとんでもない話だと思ってしまうけど、これは事実なんだよな。
「それで! 宗司の親父さんが壁に穴を空けて入って来て、東軍が侵攻しているって聞いて! そこに黒井がやって来て蘭子を連れ去ったってわけです!」
「なるほど、何となく理解した」
話しながら振った日本刀が動きを止めた。
それは俺だけではなく、結城さんが振った日本刀もまた、動きを止めさせられたようで。
俺と結城さん、二人の間に一人の男が両手に持ったダガーで攻撃を受け止めていたのだ。
「また一段と腕を腕を上げたようですね。ですがそれ以上に力を増した私の敵ではない。そう! このスーパー紳士、緑川秋太の敵ではね!」
どこかで見たことがあると思ったら……北軍に行った時に、道のど真ん中でティータイムを楽しんでいた、自称紳士の緑川!
「紳士のくせに、鬼に紛れて奇襲するつもりだったのか?」
「まさか。そんなことをしなくても私が勝つのはわかっていますからね。だから攻撃をせずに麗しきレディと共にティータイムを楽しんでいたのですよ? ねえ? 安藤さん」
「えへへっ! そういうこと! なかなか可愛かったよ、必死に戦う少年の姿はさ」
「それで! 宗司の親父さんが壁に穴を空けて入って来て、東軍が侵攻しているって聞いて! そこに黒井がやって来て蘭子を連れ去ったってわけです!」
「なるほど、何となく理解した」
話しながら振った日本刀が動きを止めた。
それは俺だけではなく、結城さんが振った日本刀もまた、動きを止めさせられたようで。
俺と結城さん、二人の間に一人の男が両手に持ったダガーで攻撃を受け止めていたのだ。
「また一段と腕を腕を上げたようですね。ですがそれ以上に力を増した私の敵ではない。そう! このスーパー紳士、緑川秋太の敵ではね!」
どこかで見たことがあると思ったら……北軍に行った時に、道のど真ん中でティータイムを楽しんでいた、自称紳士の緑川!
「紳士のくせに、鬼に紛れて奇襲するつもりだったのか?」
「まさか。そんなことをしなくても私が勝つのはわかっていますからね。だから攻撃をせずに麗しきレディと共にティータイムを楽しんでいたのですよ? ねえ? 安藤さん」
「えへへっ! そういうこと! なかなか可愛かったよ、必死に戦う少年の姿はさ」



