東京ルミナスピラー

派手は爆音と共に、爆発にやられた鬼達が次々と光の粒にかわって行く。


「爆弾か。考えたな葵!」


「その北軍浄化会のやつらが使ってたんですよ! その教祖が拓真さんと知り合いだったみたいで。説得出来そうな雰囲気もあったんですけど、煌我が潜んでて、教祖を殺したんです」


あのやり切れない感情は忘れることが出来ない。


「運命の少年」だなんだともてはやされていい気になって、結局は何も出来なかった。


自身の無力さを改めて感じた戦いだったから。


「なるほどな。だから北軍は四人しか来なかったのか。元より名鳥さんは軍勢を率いるタイプじゃなかったからな。それが裏目に出たか」


俺は必死になって鬼を倒しているのに、結城さんは息一つ乱れていない。


攻撃の手数なら俺よりも多いはずなのに、さすがとしか言いようがないな。


「その後に西軍に来て、タケさんに話を聞こうとしたんですけどね! なんでかいつも戦うことになっちゃうんですよ! 会う度ですよ!?」


「篠田さんらしいな。俺も篠田さんとは昔やり合ったよ」


「で! 戦ってたら宗司が乱入して! 沙也香って人にタケさんが撃たれるわ、宗司に捨てられた蘭子がキレて宗司殺して悪魔になっちゃうわで……」