押し寄せる鬼達にトンファーを振り続け、必死に抵抗をしては見るものの、倒す数よりも迫って来る数の方が圧倒的に多く、俺はたまらず後方の結城さんの隣に飛び退いた。
「こんなの、俺達だけでどうにか出来る数じゃないですよ!」
「そんなのはわかってたことだ。俺達の役目はこいつらを食い止めることじゃなく、数を減らすことなんだからな」
再び鞘に納めた日本刀の柄に手を添え、フウッとひと呼吸する結城さん。
そして押し寄せる鬼達に向かって、目にも留まらぬ速さの抜刀術。
「紫電一閃・三式! 紫電飛燕!」
まるで弾かれるように鞘から飛び出したその斬撃は、雷を纏って鬼の群れに襲い掛かった。
ギリギリまで引き寄せての一撃。
日本刀から放たれた斬撃が、離れた場所にいる鬼達をも斬り捨てていたのだ。
「あんなに離れた敵まで!? 結城さん、俺と戦った時、手を抜いてたでしょ?」
「馬鹿言え。お前との戦いがあったからこそ覚えた技だ。でも焼け石に水か……踏ん張るぞ。俺達六人が死んだら、東軍を止める手段は無くなるんだからな」
そんなに重要なら、どうして一番危険な場所に配置されたのか。
考えなくてもわかるか。
俺達が絶対に倒されないと仮定した上で、効率良く敵の数を減らすにはこれが一番良いからだろう。
「こんなの、俺達だけでどうにか出来る数じゃないですよ!」
「そんなのはわかってたことだ。俺達の役目はこいつらを食い止めることじゃなく、数を減らすことなんだからな」
再び鞘に納めた日本刀の柄に手を添え、フウッとひと呼吸する結城さん。
そして押し寄せる鬼達に向かって、目にも留まらぬ速さの抜刀術。
「紫電一閃・三式! 紫電飛燕!」
まるで弾かれるように鞘から飛び出したその斬撃は、雷を纏って鬼の群れに襲い掛かった。
ギリギリまで引き寄せての一撃。
日本刀から放たれた斬撃が、離れた場所にいる鬼達をも斬り捨てていたのだ。
「あんなに離れた敵まで!? 結城さん、俺と戦った時、手を抜いてたでしょ?」
「馬鹿言え。お前との戦いがあったからこそ覚えた技だ。でも焼け石に水か……踏ん張るぞ。俺達六人が死んだら、東軍を止める手段は無くなるんだからな」
そんなに重要なら、どうして一番危険な場所に配置されたのか。
考えなくてもわかるか。
俺達が絶対に倒されないと仮定した上で、効率良く敵の数を減らすにはこれが一番良いからだろう。



