東京ルミナスピラー

気合いと共に、迫る化け物の脚に雷撃が走る。


すれ違いざまに鞘から引き抜いた結城さんの日本刀が、超高速で化け物の脚を切断し、凄まじい勢いで化け物が転倒したのだ。


上に乗っていた鬼達は道に放り投げられ、さらにそこに転がった化け物に潰されて光の粒に変わった。


この化け物、見た目はヤバいけど友里ほどじゃない。


ただの乗り物として使われていると考えればいいのか。


襲って来たのはこの化け物だけではない。


他にも道を埋め尽くさんばかりに鬼が走って来て、ハーピーの群れが空を覆い尽くさんばかりに見えるのだ。


「世界の終わりだって言われても、俺は納得してしまいますね。だけど……これは終わりじゃない! 双龍狂乱撃!」


ゾンビのように素手で襲いかかって来る鬼、人間が改造されたであろう、武器を手に襲いかかって来る鬼。


その鬼達に向かって走り出した俺は、鬼達の隙間を縫うように走り、両手のトンファーを振るって次々と鬼を殴り倒して行った。


俺が通った後に光の道が出来る。


だが……圧倒的な数の前に、単発のスキルなど大した成果は上げられず、どれどけ倒しても次から次へと鬼が押し寄せて来たのだ。