東京ルミナスピラー

「大体はわかりました。空からの侵攻はどうします? ハーピーの群れも脅威ですが、東軍の沼沢が津堂に改造されて空を飛んでいるのを見ました。流石に空に罠を仕掛けるということは出来ませんよね?」


結城さんが俺達を見回して、何かを探しているように一人一人をジッと見定めるような視線を向ける。


「噂には聞いとるよ。それに、大切な仲間が空を飛んで行ってしもた。空の敵に関しては、西軍の遠距離部隊が既に配置に着いとる。南軍の遠距離の人も、近くのビルの屋上か、この上の首都高で待機してくれ。陸と空、大変やけど両面で頼むわ」


ただそれだけではランキング上位クラスのやつらは倒せないだろう。


元からの強さに加え、鬼の力を備えたやつらは尋常じゃない強さを誇る。


いや、人だけではなく、鬼だって友里のような改造をされている可能性があるのだ。


「んで、結城さんと新堂さんと舞桜ちゃん、秋本さんと葵くんと夕蘭ちゃんの六人には、倒したビルより東軍側におってもらう。鬼の大軍勢と大立ち回りが出来るのはあんたらだけやからな」


「なるほどな。俺達が雑魚を倒せば倒すほど、終点は楽になるってことだな。んじゃあ、久しぶりに見せてやるかよ、元『運命の少年』コンビの力をよ」