俺は片脚を吹っ飛ばされている。
それでもタケさんは油断することなく、俺に向かって走って来る。
本気で殺しに来るつもりだ。
だから、俺だって足が痛いとか言ってられない!
「ぐうっ! 負けてられるかよ! 沙也香の為に生きるって決めたんだ! 篠田武久! あんたを倒して俺は……」
宗司から殺気を感じて、タケさんも俺も視線を向けた時だった。
そこに……宗司の前に、一人の女の子が立ちはだかったのだ。
後ろ姿だけど、その女の子が誰なのかはわかる。
「蘭子?」
「宗司……もう、宗司の中に私は本当にいないの? いつから……おかしくなっちゃったんだろう」
俺が小さく蘭子の名を呼んだ時には、蘭子のランスが宗司の胸を貫いていて。
苦しむ宗司を投げ捨てるようにランスを横に振り、壁に激突させると、宗司は呆気なく光の粒へと変わったのだ。
「チッ! 捨てた女に殺されてりゃ世話ねぇぜ! 北条葵! テメェはつまらねぇ殺され方をするんじゃねぇぞ!」
宗司が死んだ。
ということは、タケさんからすれば背中を気にする必要がなくなったということだ。
両手を獣の牙のように上下に構えた。
この一撃で俺を仕留めるつもりなのだろう。
それでもタケさんは油断することなく、俺に向かって走って来る。
本気で殺しに来るつもりだ。
だから、俺だって足が痛いとか言ってられない!
「ぐうっ! 負けてられるかよ! 沙也香の為に生きるって決めたんだ! 篠田武久! あんたを倒して俺は……」
宗司から殺気を感じて、タケさんも俺も視線を向けた時だった。
そこに……宗司の前に、一人の女の子が立ちはだかったのだ。
後ろ姿だけど、その女の子が誰なのかはわかる。
「蘭子?」
「宗司……もう、宗司の中に私は本当にいないの? いつから……おかしくなっちゃったんだろう」
俺が小さく蘭子の名を呼んだ時には、蘭子のランスが宗司の胸を貫いていて。
苦しむ宗司を投げ捨てるようにランスを横に振り、壁に激突させると、宗司は呆気なく光の粒へと変わったのだ。
「チッ! 捨てた女に殺されてりゃ世話ねぇぜ! 北条葵! テメェはつまらねぇ殺され方をするんじゃねぇぞ!」
宗司が死んだ。
ということは、タケさんからすれば背中を気にする必要がなくなったということだ。
両手を獣の牙のように上下に構えた。
この一撃で俺を仕留めるつもりなのだろう。



