人前だというのにイチャイチャして、沙也香の頬にキスまでした宗司。
見ていられない。
灯じゃないとわかっているけど、宗司は本当にこの人を沙也香という人間として見ているのか?
灯の代用品として見ているのというのなら、これほど悲しいことはない。
「おいテメェ。神聖なこの場所で、そんなくだらねぇことしてんじゃねぇよ。ブチ切れたぜ。二人まとめて掛かって来いや。一緒に地獄に叩き落としてやるよ」
「二人まとめてってのは賛成ですけどね。俺は葵と共闘するつもりなんてないっすから。タケさんも葵も、まとめてぶち殺す。その方が話が早くて良いっしょ」
両者の発言にため息をついて首を横に振ったけれど、何となくこうなることは予想が出来た。
心のどこかで、宗司とは会えば昔みたいに笑い合えるという考えがあったのは否定しないし、そうなると思っていた。
だけど会ってみてわかった。
俺が知っている宗司は……俺と同じように、灯が死んだあの時に一緒に死んでしまったのだと。
「わかりましたタケさん。話し合いで済めばいいと思ったけど、無理だということがわかりました」
そう呟くと俺は、右手のトンファーを離して日本刀を取り出した。
見ていられない。
灯じゃないとわかっているけど、宗司は本当にこの人を沙也香という人間として見ているのか?
灯の代用品として見ているのというのなら、これほど悲しいことはない。
「おいテメェ。神聖なこの場所で、そんなくだらねぇことしてんじゃねぇよ。ブチ切れたぜ。二人まとめて掛かって来いや。一緒に地獄に叩き落としてやるよ」
「二人まとめてってのは賛成ですけどね。俺は葵と共闘するつもりなんてないっすから。タケさんも葵も、まとめてぶち殺す。その方が話が早くて良いっしょ」
両者の発言にため息をついて首を横に振ったけれど、何となくこうなることは予想が出来た。
心のどこかで、宗司とは会えば昔みたいに笑い合えるという考えがあったのは否定しないし、そうなると思っていた。
だけど会ってみてわかった。
俺が知っている宗司は……俺と同じように、灯が死んだあの時に一緒に死んでしまったのだと。
「わかりましたタケさん。話し合いで済めばいいと思ったけど、無理だということがわかりました」
そう呟くと俺は、右手のトンファーを離して日本刀を取り出した。



