日本刀で壁を切断すると、眩しい太陽の光が射し込んで思わず目を瞑ってしまう。
「おお、夕蘭! 葵だぞ。無事だ」
「え、ええ。って、大和さんも一緒!? なんなの? どうなってるのよ」
外に出ると、夕蘭と蘭子が不思議そうに俺を見ていた。
まあ、戦っていたかと思ったらビルが倒れて、さらにその中で戦っていたんだから無理もないか。
この二人もそうだけど、俺だってどうして大和さんが戦いを挑んで来たのかわからないから。
「ふぅ。さてさて、どこから話したもんかの。ああそうや。まずは、なんでワシが戦いを挑んだか……からやな」
そう言えば、結局遠距離攻撃を受けなかったし、戦い方は大和さんが得意とするものだったけど、仲間もいなくて俺達と戦っていたのか?
あれだけ直接戦うのは苦手だと言っていた大和さんが。
「まず、さっきも言うた通り、今の西軍は絶妙なバランスで均衡が保たれとるわけや。勢いのあった宗司くんが、篠田さんと東軍に挟まれる形になって丁度な」
大和さんのその言葉を聞いて、蘭子が少し寂しそうな表情を浮かべる。
蘭子にしてみれば、自分がいなくなったことで有利だった宗司が少し後退することになったのだからわからなくもない話だ。
「おお、夕蘭! 葵だぞ。無事だ」
「え、ええ。って、大和さんも一緒!? なんなの? どうなってるのよ」
外に出ると、夕蘭と蘭子が不思議そうに俺を見ていた。
まあ、戦っていたかと思ったらビルが倒れて、さらにその中で戦っていたんだから無理もないか。
この二人もそうだけど、俺だってどうして大和さんが戦いを挑んで来たのかわからないから。
「ふぅ。さてさて、どこから話したもんかの。ああそうや。まずは、なんでワシが戦いを挑んだか……からやな」
そう言えば、結局遠距離攻撃を受けなかったし、戦い方は大和さんが得意とするものだったけど、仲間もいなくて俺達と戦っていたのか?
あれだけ直接戦うのは苦手だと言っていた大和さんが。
「まず、さっきも言うた通り、今の西軍は絶妙なバランスで均衡が保たれとるわけや。勢いのあった宗司くんが、篠田さんと東軍に挟まれる形になって丁度な」
大和さんのその言葉を聞いて、蘭子が少し寂しそうな表情を浮かべる。
蘭子にしてみれば、自分がいなくなったことで有利だった宗司が少し後退することになったのだからわからなくもない話だ。



