東京ルミナスピラー

「何が戦闘が苦手だよ! こんなえぐい攻撃、見たことがないぞ!」


壁や床や天井、爆発で跳ね返ったナイフが不規則な動きを見せて、まるで壁のように俺に迫る!


これが当たれば良くて大怪我、悪ければ死ぬ。


考えている暇なんてなかった。


刃の壁が目の前に迫って俺は……。


「……どうや。ワシも全力でやれば、なかなかのもんやろ。でも、思ったよりあっけなかったな」


ナイフが壁や床に突き刺さり、刃物の道が出来て行くが、それもしばらくすると消え失せて。


大和さんはフンッと鼻で笑っていたが……俺はこの時には別の場所にいた。


ナイフが俺に迫った時、頭上にあった壁を破壊して部屋に入り、今は大和さんの頭の上辺りに壁を隔てて立っている。


ここからトンファーや日本刀の一撃を放っても、範囲が狭くて大和さんの場所もハッキリとはわからないから、仕留められる可能性は低い。


だったら俺もこれをくれてやる。


そう考えながら取り出した、両手いっぱいの爆弾。


それを足元に落とすと同時に起爆させて、大和さんの頭上に爆発と瓦礫を降らせたのだ。


「ふんぎゃああああああっ! なんじゃこりゃあ!」