東京ルミナスピラー

もはやカオス状態。


北軍浄化会に入っているということはわかっているだろうが、なぜ性行為をしているのかはわからないといった様子だ。


「あ……あ……私は……私は……こんな顔の私を、誰が慕ってくれるっていうの。もう終わりよ」


ガックリと項垂れた是松。


そんな是松に、拓真はそっと手を差し出した。


「終わりじゃねぇよ。俺がお前を守ってやる。だから俺の傍にいろよ。これからはもう、迷わないように」


「拓真さん……」


拓真が言っていたように、不器用な笑顔を向けて。


差し伸べられた拓真の手に触れた時だった。


是松にドンッという衝撃が走り、胸の部分に、横に貫く拳大の穴が空いたのだ。







「いやあ、教祖様の催眠に溺れるのは物凄く気持ちよかったんだけどね。やっぱりPBSに介入する肉体改造は予期せぬ不具合が起こるみたいだ。いつ元に戻るかわからないってね。津堂に教えてやらなきゃな」






そう言いながら、パニックになる人達の中から現れた全裸の男。


手にメリケンサックを装備した、池田煌我の姿がそこにあったのだ。


「あ……た、拓真さ……」


ゆっくりとその場に崩れ落ちた是松を、拓真が慌てて受け止めた。