「わかるぜ美智。こんな状況でも、お前は攻撃がこいつらに当たらないように注意してるのがな。優しいお前はなにも変わってねぇよ。自分が辛くても、それを出さないように不器用に笑ってよ」
「私は……拓真さんがいてくれたから生きて来られたんです! どんなに辛くても、あなたが私を見てくれたから! でも、顔を合わせるのが辛かった! 仲間に弄ばれて、顔も知らない男に抱かれて! そんな私を好きになってなんて言えなかった!」
拓真を求めるように広げる二本の腕と、それに反するように武器を振るう四本の腕。
攻撃を防ぎながら腕を切断するものの、すぐに再生してしまう。
「俺は……必死に生きる、不器用に笑う美智が好きだったよ。普段は身だしなみに気を回せないくらい追い詰められてたのも知ってたし、俺と会う時には綺麗にしてるのもわかってた。でもよ、そんなお前を守ってやれる余裕は俺にはなかったんだよ」
拓真は……父さんが暴走した時や、今もまさにそうだけど、他軍からの侵攻なんかに備えてたりするのだろう。
他軍に来てくれたこともあったし、そんなことに是松を連れ回すことは出来ないと判断したのかもしれない。
「もしも……俺にお前を守れる勇気があったら、この未来は変わってたのかもな」
「私は……拓真さんがいてくれたから生きて来られたんです! どんなに辛くても、あなたが私を見てくれたから! でも、顔を合わせるのが辛かった! 仲間に弄ばれて、顔も知らない男に抱かれて! そんな私を好きになってなんて言えなかった!」
拓真を求めるように広げる二本の腕と、それに反するように武器を振るう四本の腕。
攻撃を防ぎながら腕を切断するものの、すぐに再生してしまう。
「俺は……必死に生きる、不器用に笑う美智が好きだったよ。普段は身だしなみに気を回せないくらい追い詰められてたのも知ってたし、俺と会う時には綺麗にしてるのもわかってた。でもよ、そんなお前を守ってやれる余裕は俺にはなかったんだよ」
拓真は……父さんが暴走した時や、今もまさにそうだけど、他軍からの侵攻なんかに備えてたりするのだろう。
他軍に来てくれたこともあったし、そんなことに是松を連れ回すことは出来ないと判断したのかもしれない。
「もしも……俺にお前を守れる勇気があったら、この未来は変わってたのかもな」



