心美は、今にも泣きそうで 窓際の一番後ろの席に座り、 助けを求めるように、 俺に視線を送っている。 「オイ!和!!」 俺の席から、心美の席が遠すぎて 叫ぶことしかできなかった俺。 次の瞬間。 「キャァァァ!!」 女子たちの、悲鳴のような興奮声が、 教室中に響き渡った。 マジで…… キスしてるじゃん……