ぼっちのキミに毒はまり ゾルック 一人目



「俺のこと、誘ってんの?」


 さ……誘ってる?? 
 私が???

 そんな誤解、やめてください。



「誘ってません!!」


 全否定をしたくて。

 思いっきり目を開けて、
 力強く言い返したつもりだったのに。


 キスしちゃいそうなほどの近くに、
 綺月君の顔があって。


 私に心を許してくれたような
 やんちゃな笑顔を向けてくれていて。


「ひゃっ!!」

 私は慌てて、顔をそむけた。




 綺月君……
 私をからかわないで……


 今日、2度目だよ。


 そんなに楽しい?
 私をからかうのって?