ぼっちのキミに毒はまり ゾルック 一人目




「心美、ありがとな」


「私は……特に何も……」


「さっき、甘えていいって言ったよな?」


「い……言ったけど……」


 俺の行動が読めなくて、
 ソワソワを始めた心美。



 俺は
 腕の中に納まっていた心美を解放すると、

 今度は
 俺の勉強机の下に心美を押し込んだ。



「ひゃっ……
 き……綺月……くん?」


 机に手をつき見下ろす俺の瞳には、
 心配そうに瞳を揺らす心美が映る。



 マジで可愛すぎ。

 すっげー大好きすぎ。

 他の男なんかに、絶対取られたくなくて。

 一生、俺の机の下に
 押し込めておきたいくらい。



 俺は心美の前にしゃがみ込み、
 心美の頬に、右手を添えた。

 
「一生、俺から離れるなよ」


 心美は潤んだ瞳で頷くと、
 俺を受け入れてくれたかのように
 静かに瞳を閉じた。


 そして俺は、
 心美の柔らかい唇に、
 優しいキスを落とした。

  





☆ぼっちのキミに毒はまり END☆