「もう一回だけって……言ったのに……」
「かわいい心美が悪い」
「私なんて、可愛くないよ」
「かわいいよ。今すぐ心美に、
俺色のウエディングドレス着せて、
永遠を誓わせたいくらい」
綺月くん。
強引なキスの後に。
そんな甘い言葉、反則だよ。
幸せすぎて、
脳が痺れてきちゃったもん。
「私に、大人色のドレスなんて
似合わないよ」
「前も言ったろ?
心美に似合わないドレスなんて、
この世にないからな」
その言葉が、あまりにも嬉しくて。
私の頬に添えられた、
綺月君の手のひらが温かくて。
大好きって思いが溢れて、止められない。
「綺月君、ずっと一緒にいて欲しいです」
「それ、俺のセリフ」
ゆるっと微笑んだ綺月君の瞳が、
あまりにも綺麗で。
今度は私から、
綺月君の唇にキスをした。



