「私は……何をしたらいいの……?」
そうだなぁ。と、
優しく微笑んだ綺月君。
いきなり、真剣な顔を私に向けた。
「ちゃんと聞かせて。
俺のこと、どう思ってるのか」
綺月君。
まっすぐな瞳で、私を見つめないでよ。
嘘なんか、つけなくなっちゃうから。
恥ずかしすぎて。
心臓が肌を破るんじゃないかって程、
勢いよく飛び跳ねていて。
綺月君から視線を逸らす。
それなのに。
綺月君はイジワル。
「ちゃんと俺を見て」と、真剣な顔。
「恥ずかしい……から……」
顏なんて、上げられないよ。
「ま、心美っぽくて可愛いから許す」
ひゃっ!!
き……綺月君!!
そんな甘い声で、微笑まないで。
これ以上ドキドキさせられたら。
私、倒れちゃいそう。



