ぼっちのキミに毒はまり ゾルック 一人目



「私は……何をしたらいいの……?」


 そうだなぁ。と、
 優しく微笑んだ綺月君。

 いきなり、真剣な顔を私に向けた。




「ちゃんと聞かせて。
 俺のこと、どう思ってるのか」



 綺月君。
 まっすぐな瞳で、私を見つめないでよ。

 嘘なんか、つけなくなっちゃうから。



 恥ずかしすぎて。

 心臓が肌を破るんじゃないかって程、
 勢いよく飛び跳ねていて。

 綺月君から視線を逸らす。



 それなのに。

 綺月君はイジワル。



「ちゃんと俺を見て」と、真剣な顔。



「恥ずかしい……から……」

 顏なんて、上げられないよ。




「ま、心美っぽくて可愛いから許す」



 ひゃっ!!
 き……綺月君!!

 そんな甘い声で、微笑まないで。


 これ以上ドキドキさせられたら。

 私、倒れちゃいそう。