「酷い言葉を吐いて。
オマエのことを傷つけて。
本当にごめんな……」
心の底から反省してくれているのがわかる、
苦しそうな表情。
弱々しく光る綺月君の瞳が、
見惚れるほど綺麗で。
頷くことさえ忘れて、見つめ返してしまう。
……ひゃ??
綺月君……顔が近いよ!!
離れて! 離れて!
いきなり、
私の座っているパイプ椅子の背に、
両手をついた綺月君。
綺月君の腕が、私の両肩を挟んでいて。
キスできそうなくらいの近さに
真剣な光を瞳に宿した、
綺月君の顔があって。
見つめられただけで
綺月君の瞳に吸い込まれそうになる。



