ぼっちのキミに毒はまり ゾルック 一人目



「綺月の話、聞いてあげてね」


「心美ちゃん、よろしく」


 アイドルスマイルを私に向けた
 千柳さんと氷牙さんが、
 奥の方に消えていった。




 ステージに一人残された綺月君。


 いきなり床に手をつき。

 長い脚を投げ出して、
 ステージから飛び降りた。




 来るよ……

 綺月君が……
 まっすぐこっちに来る……


 ひえぇぇ……
 私は、何を話しかけたらいいの?



 うわっ。
 もうすぐ私の前に来ちゃうよ。


 どうしよう……どうしよう……