ぼっちのキミに毒はまり ゾルック 一人目




「俺たちと色違いのネックレス。
 綺月からもらったの、心美ちゃんだよね?」


「違っ……
 綺月君じゃ……なくて……」


 ヴァン様イベントで、
 英語がダメダメな私の代わりに
 通訳してくれた……

 ヴァン様にそっくりな……って……



 もしかして……

 あの時に私が恋に落ちた相手って……




「俺だから……」


 ひょえ??


「ヴァンのカッコよさを外国の奴らに
 通訳させられたの、俺だからな」




 ……

 ……



 ひゃぁぁぁぁぁぁ…………

 

 私の初恋の男の子
 綺月君だったの??




 私より年上だって思い込んでいたし。

 全然気づかなかったよぉ……




 でも、私に惚れたって。

 それこそ、冗談だよね??




 脳内がパニック状態。


 何が本当で、何が嘘なのか。

 嗅ぎ分けるほどの判断力なんて、
 残っていない。