美女教官を想像して、
私の目じりと口元が緩んだと同時。
蓮見さんは、何かを私の肩に。
「これは、綺月カラーのタオルでしょ」
黒と紅色で染められた、タオル?
「綺月カラーのバンダナもつけてっと」
許可なく、私の頭にバンダナがまかれ。
針金入りで、
頭の上にウサギの耳がぴょん。
「次は、これ持って」
ん?
「時間がなかったし。私の手作りだから。
文字カットが雑でごめんね」
勢いに押されて、
受け取っちゃったけれど……
な……なんですか!!
これは!!
大きなうちわに、
ドドーンと綺月君の顔が。
裏面には、
『I LOVE 綺月』の文字。



