「嫌いに……なりたい……」
「……」
「大嫌いになりたい……綺月君のこと……
そうすれば……諦められるから……」
「ここ……み……?」
「クラスのみんなに、言う?
ボッチの呪縛霊に……
キモイこと……言われたって……」
言うわけねぇじゃん、そんなこと。
「夢見させてやったら……
その気になられて……ウザいって……」
「俺、本当は……オマエのこと……」
「この世からいなくなれって、
願ってるんでしょ?
知ってるよ。明日華さんに聞いたから」
な……なんだよ……
それ……
そんなデタラメ。
信じるなよ!!
「心美が消えろなんて、思ってねぇし」
「嘘つかなくても……良いよ……」
「だから、嘘じゃねぇって」
本当はオマエのこと、
大好きでたまんねぇんだって。
俺の中にある心美への想いは、
今はまだ吐き出せない。
天音と交わした2つの約束。
まだ、何一つ守れてないから。



