女神級の笑顔で
口角を上げた明日華さん。
でも、目の奥は笑っていない。
「綺月、言ってたよ。
心美ちゃんが、
この世から消えればいいのにって」
え……?
綺月君にとって、私はゴミと同じ?
焼却炉に放りこんで。
跡形もなく燃え尽きればいいって
思ってる?
痛い。
刃物でめった刺しにされたように、
心臓に激痛が襲う。
苦しいよ。吐きそう。
涙……止められない……
「ブスって、
泣くと醜さが増すよね?」
「悲劇のヒロインぶりたいだけでしょ?」
「心美ちゃんって、性格、悪っ」
明日華さんたちは、
私に嫌みを吐き捨て。
ケラケラ笑いながら教室から出て行った。



