飛び跳ねたまま、
べコンと虚しさで凹んだ、俺の心臓。
元に戻したくて。
さらにスポーツドリンクを流し込む。
それとさ、
マジでやめてくれない?
顔を赤らめるたびに、
十字架のネックレスを握りしめるの。
そのネックレスに、思い入れがあるわけ?
わかってんの?
『お守り代わり』って
心美にプレゼントしたの。
中3の時の、俺だからな。
そんなこと、100%心美はわかってなくて。
俺ばっかり、あの日の出来事に縛られて、
片思いをしているみたいで。
悔しくて。虚しくて。
なんか、しんどい。
そろそろ、
心美の所に戻んねぇとな。
俺は自販機でイチゴミルクを買うと、
なんとか顔に、笑顔を貼り付けた。



