☆綺月side☆
……
……
あ~!!
ヤバいじゃん!! 冷静になれ!
自分を見失うな、俺!!
自動販売機にすがるように
お金を入れ、
スポーツドリンクのボタンを押した。
今すぐ、頭を冷やさねぇと。
っていうか、頭だけじゃねぇし。
爆発しそうなほど飛びはねる、心臓とか。
肌から逃げ出しそうなほど
駆け出している、脈とか。
体中をめぐる、高温注意の血液とか。
今すぐ、冷やさねぇと。
俺は、スポーツドリンクを喉に流し込み。
自販機に体を預けるように、
しゃがみ込んだ。
そりゃ、熱が上がるし。
呼吸も苦しくなるよな?
心美に、あんなこと言われたら……
心美を置き去りにして逃げてきた
情けない俺。
罪悪感を薄めたくて、
言い訳を脳に貼り付ける。
『私たちの結婚式の時は……
綺月君も黒と紅色のタキシードを……
着てくれますか?』
なんてこと、俺に言うんだよ!!
そりゃ、『結婚』ってキーワードを、
口にしたのは俺だけど。
あれは、冗談……ではなく……
本気っつうか、願望だけど。
心美は違うよな?
俺のことが好きで
言ったわけじゃねぇよな?
仮の彼女としてだよな?
……
……
あ~!!
ヤバいじゃん!! 冷静になれ!
自分を見失うな、俺!!
自動販売機にすがるように
お金を入れ、
スポーツドリンクのボタンを押した。
今すぐ、頭を冷やさねぇと。
っていうか、頭だけじゃねぇし。
爆発しそうなほど飛びはねる、心臓とか。
肌から逃げ出しそうなほど
駆け出している、脈とか。
体中をめぐる、高温注意の血液とか。
今すぐ、冷やさねぇと。
俺は、スポーツドリンクを喉に流し込み。
自販機に体を預けるように、
しゃがみ込んだ。
そりゃ、熱が上がるし。
呼吸も苦しくなるよな?
心美に、あんなこと言われたら……
心美を置き去りにして逃げてきた
情けない俺。
罪悪感を薄めたくて、
言い訳を脳に貼り付ける。
『私たちの結婚式の時は……
綺月君も黒と紅色のタキシードを……
着てくれますか?』
なんてこと、俺に言うんだよ!!
そりゃ、『結婚』ってキーワードを、
口にしたのは俺だけど。
あれは、冗談……ではなく……
本気っつうか、願望だけど。
心美は違うよな?
俺のことが好きで
言ったわけじゃねぇよな?
仮の彼女としてだよな?



