「あ……あまね……くん……」 私をいじるの、やめてよ。 「そのテレ顔。 向ける相手が違うでしょ?」 え? 「お弁当のお礼、言って来れば」 今から?私が?綺月君に?? なんて無謀な提案?? 「それは無理か。 綺月君に女の子が近づいただけで、 大注目されちゃうから」 「変なこと言わないでよ、天音君」 私なんかが綺月君に近づいたら。 『ボッチなダサ女と仲良しなの?』って、 綺月君が変な目で見られちゃうでしょ! それに、 お試し同居をしていること自体、 みんなには内緒なんだから。