東京ヴァルハラ異聞録

しばらくして、北軍の人間と大塚が両国駅にやって来た。


オーディンと秋本が暴れ狂うフェンリルと戦う中、何とかやって来たという感じだ。


「ひぃぃぃっ!どうしてこんな恐ろしい所に来なきゃならんのだ!」


「まあまあ、延吉さん。このバカでかい化け物を倒せるって言うなら、来るしかないでしょ」


延吉と吉良、将太に龍拳がやって来て、集められるだけ集めた感じだ。


「後は秋本だけか……まあ、あいつなら上手く合わせられるだろ。大塚、後で説明してやってくれ」


「えっ?わ、私がですか?まあ、構いませんけど」


秋本は戦わせておけば良い。


そう判断した久慈は、集まった人達に向かって口を開いた。


「いいか、よく聞け!これから俺達は、この化け物を仕留める為に力を合わせる!部隊を三つにわけるが、どれも最高の一撃を入れる為に必要だと思ってほしい!地上部隊、攻撃班第一陣、攻撃班第二陣の三つだ!地上部隊がオーディンと共にフェンリルの足止めを行う!第一陣が空中で加速を付けて攻撃、傷を広げて第二陣の攻撃を通しやすくする!そして第二陣はさらに空中で加速し、とどめの一撃を放つ!これを担当するのは秋本に任せるが、サポートには千桜と大塚に付いてもらう」