「……嘘だろ」
「その程度の速さの弾なんて当たりませんよ。じゃあ、俺は行くので追い掛けて来ないでください」
呆気に取られる警察官を尻目に、俺は飛び上がってビルの上へと走った。
地上はどこにいても警察官が追ってくるだろうし、ビルの屋上を移動すれば足取りを掴まれる可能性は低いだろうから。
「ふぅ。一人……か。でも、やるしかないよな。この世界でビショップは危険すぎる存在だからな」
もしも、このまま俺がヴァルハラに帰れたとして、バベルの塔に挑んで、全員がこの世界に戻れたとしても、その時にはもう、ビショップによって地獄に変わっているかもしれない。
バベルの塔攻略だけを考えるなら、ビショップはいない方がいいけど、その後の事を考えると倒しておかないといけないのだ。
万が一、俺がヴァルハラに戻れなくたって、残った人達でバベルの塔を攻略してくれる。
そう信じるしかない。
フゥッと溜め息をついて、空を見上げたその時だった。
「よう、随分派手に暴れたみたいだな。テレビでお前と黒井の姿が中継されてたぜ」
その声がする方に慌てて顔を向けるとそこには……秋本が、ハルベルトを手に立っていたのだ。
「その程度の速さの弾なんて当たりませんよ。じゃあ、俺は行くので追い掛けて来ないでください」
呆気に取られる警察官を尻目に、俺は飛び上がってビルの上へと走った。
地上はどこにいても警察官が追ってくるだろうし、ビルの屋上を移動すれば足取りを掴まれる可能性は低いだろうから。
「ふぅ。一人……か。でも、やるしかないよな。この世界でビショップは危険すぎる存在だからな」
もしも、このまま俺がヴァルハラに帰れたとして、バベルの塔に挑んで、全員がこの世界に戻れたとしても、その時にはもう、ビショップによって地獄に変わっているかもしれない。
バベルの塔攻略だけを考えるなら、ビショップはいない方がいいけど、その後の事を考えると倒しておかないといけないのだ。
万が一、俺がヴァルハラに戻れなくたって、残った人達でバベルの塔を攻略してくれる。
そう信じるしかない。
フゥッと溜め息をついて、空を見上げたその時だった。
「よう、随分派手に暴れたみたいだな。テレビでお前と黒井の姿が中継されてたぜ」
その声がする方に慌てて顔を向けるとそこには……秋本が、ハルベルトを手に立っていたのだ。



