「それは違うよ。この街に来て、何をすればいいかわからなかった俺に、バベルの塔に行くって目標をくれたのは沙羅だ。沙羅がいたから強くなれたんだ。そりゃあ、他にも大切な人はいたけどさ。沙羅に認められたくて、強くなりたくて……好きになってもらいたかったから、俺は強くなれたんだ」
バベルの塔に行く……最初に聞いた時は、こんなに大変な事だとは思わなかった。
強くなればなるほど、その高みの険しさに気付かされて。
それでも諦めずにいられたのは、沙羅とバベルの塔に行きたかったから。
「沙羅も好き。優しくて強くて、沙羅を好きでいてくれる昴くんが大好き」
そう言われて、俺は沙羅の方を向いて、沙羅を抱きしめた。
ドキドキは和らいで、抱きしめているという安心感に包まれる。
「この街に来なければ、沙羅に出会えなかったんだよな。それだけが、この街に来て幸せだったって思えるよ」
「大丈夫……元の世界に戻ったって、絶対に会えるよ。元の世界に戻れたら……沙羅を見付けてくれる?」
「うん。絶対に見付けるから」
徐々に唇が近付く。
そして、お互いに抱きしめて、俺と沙羅の唇が重なった。
バベルの塔に行く……最初に聞いた時は、こんなに大変な事だとは思わなかった。
強くなればなるほど、その高みの険しさに気付かされて。
それでも諦めずにいられたのは、沙羅とバベルの塔に行きたかったから。
「沙羅も好き。優しくて強くて、沙羅を好きでいてくれる昴くんが大好き」
そう言われて、俺は沙羅の方を向いて、沙羅を抱きしめた。
ドキドキは和らいで、抱きしめているという安心感に包まれる。
「この街に来なければ、沙羅に出会えなかったんだよな。それだけが、この街に来て幸せだったって思えるよ」
「大丈夫……元の世界に戻ったって、絶対に会えるよ。元の世界に戻れたら……沙羅を見付けてくれる?」
「うん。絶対に見付けるから」
徐々に唇が近付く。
そして、お互いに抱きしめて、俺と沙羅の唇が重なった。



