言われてみれば、月影の言う通りかもしれない。
ビショップを前にして、どちらにしても「死ぬ」という結末しか見えないはずだけど。
「なんと言えば良いのか。『システムエラー』とでも言いましょうか。悟さんが瞬間回復を行うと同時にPBTが破壊されました。普通、人間同士の戦いなら、どちらかが先に処理をされるのですが……回復と破壊、同時に処理されてしまったんです」
……最後の話がよくわからないな。
エレベーターを降り、すぐの部屋に鍵を開けて入る。
「……PBTは破壊され、機能は停止したはずなんですが。瞬間回復が完了していなかった為、完全に回復出来ないまま、命だけは取り留めている……それが、今の悟さんなんです」
千桜さんに案内され、部屋に入った俺は……ベッドに横たわる悟さんらしき人物の姿を見た。
「ひ、酷い……」
月影は思わず顔を背けたが、俺はその光景が理解出来なくて。
ただ悟さんを凝視するだけ。
「左腕と右脚は千切れたままです。内臓は吹き飛ばされ、PBTを持っていた右手も喪失。顔も左半分が擦過傷で見られたもんじゃありません。息はしています、心臓は動いています、だけど……死ねないんです」
ビショップを前にして、どちらにしても「死ぬ」という結末しか見えないはずだけど。
「なんと言えば良いのか。『システムエラー』とでも言いましょうか。悟さんが瞬間回復を行うと同時にPBTが破壊されました。普通、人間同士の戦いなら、どちらかが先に処理をされるのですが……回復と破壊、同時に処理されてしまったんです」
……最後の話がよくわからないな。
エレベーターを降り、すぐの部屋に鍵を開けて入る。
「……PBTは破壊され、機能は停止したはずなんですが。瞬間回復が完了していなかった為、完全に回復出来ないまま、命だけは取り留めている……それが、今の悟さんなんです」
千桜さんに案内され、部屋に入った俺は……ベッドに横たわる悟さんらしき人物の姿を見た。
「ひ、酷い……」
月影は思わず顔を背けたが、俺はその光景が理解出来なくて。
ただ悟さんを凝視するだけ。
「左腕と右脚は千切れたままです。内臓は吹き飛ばされ、PBTを持っていた右手も喪失。顔も左半分が擦過傷で見られたもんじゃありません。息はしています、心臓は動いています、だけど……死ねないんです」



