「私よ!真由の姉の、楠本梨奈!あんた誰よ、名乗りなさい!」
こんな殺気を放っている人に、相変わらずの口調で言い放つ梨奈さん。
「俺は、篠田武久だよ。確かに真由に似てるな。だけど返事は変わらねぇ。これ以上詮索するならぶっ殺す」
そう言うと篠田は、ポケットから手を出し、胸の前で手を軽く握って構えたのだ。
この街で……武器を使わずに拳で?
相手が女性だから、手加減しようとしているのか。
「素手で私を殺すって?随分舐められたもんじゃないの。逆にあんたを痛め付けて、真由の居場所を聞き出してやるわよ!!」
そう言い、梨奈さんが手斧を取り出した。
「タ、タケさん!やめましょうよ!こいつらには俺からよく言っておきますから!何も味方同士で殺し合う必要なんてないですよ!」
さすがに、悟さんが慌てて止めに入る。
だけど、篠田は悟さんを押し退け、地面に唾を吐いたのだ。
「テメェが言ってきかせられたなら、こんな事にはなってねぇだろ。それにな、真由の事を嗅ぎ回るやつは、敵だろうが味方だろうが関係ねぇ」
これは……ヤバい。
この篠田という男の目は本気だと感じた時、俺は無意識に日本刀を取り出していた。
こんな殺気を放っている人に、相変わらずの口調で言い放つ梨奈さん。
「俺は、篠田武久だよ。確かに真由に似てるな。だけど返事は変わらねぇ。これ以上詮索するならぶっ殺す」
そう言うと篠田は、ポケットから手を出し、胸の前で手を軽く握って構えたのだ。
この街で……武器を使わずに拳で?
相手が女性だから、手加減しようとしているのか。
「素手で私を殺すって?随分舐められたもんじゃないの。逆にあんたを痛め付けて、真由の居場所を聞き出してやるわよ!!」
そう言い、梨奈さんが手斧を取り出した。
「タ、タケさん!やめましょうよ!こいつらには俺からよく言っておきますから!何も味方同士で殺し合う必要なんてないですよ!」
さすがに、悟さんが慌てて止めに入る。
だけど、篠田は悟さんを押し退け、地面に唾を吐いたのだ。
「テメェが言ってきかせられたなら、こんな事にはなってねぇだろ。それにな、真由の事を嗅ぎ回るやつは、敵だろうが味方だろうが関係ねぇ」
これは……ヤバい。
この篠田という男の目は本気だと感じた時、俺は無意識に日本刀を取り出していた。



