その提案を断る理由は、俺にはなかった。
「そうですね。総力戦が終わったら万世橋で落ち合おうって、悟さんにも言われてますし、丁度良いです」
「じゃあ決まりね。大丈夫。きっと見付かるんだから。妹も、昴くんの知り合いもね。そう考えなきゃ……やってられないわよ、こんなの」
立ち上がって、大きく伸びをした梨奈さん。
総力戦の最中は厳しいけど、こういう会話をしている時は優しいと言うか、安心感を与えてくれるな。
楽天的なくらいが丁度良い。
そう言われてる気がした。
「あ、梨奈さん」
部屋から出ようとする梨奈さんを呼び止めると、微笑みながら振り返って。
「んー?どうしたの?寂しくて一緒に寝てほしいって?」
「ち、違いますよ!何時に起きれば良いかなって思っただけです!」
「なんだ、そんな事。だったら5時間後ね。美佳にもそう言っておくから」
そう言って、ドアを開けて梨奈さんは部屋を出たけど、何かを思い出したかのように、顔を覗かせて。
「昴くんがもっと強くなって、頼りになる男になったら、その時は一緒に寝てあげるよ」
クスクスと笑いながらドアを閉めた。
……な、何を言ってるんだよ梨奈さんは!
ちょっと変な気分になり、ベッドに寝転がった俺は、枕を抱えて唸った。
「そうですね。総力戦が終わったら万世橋で落ち合おうって、悟さんにも言われてますし、丁度良いです」
「じゃあ決まりね。大丈夫。きっと見付かるんだから。妹も、昴くんの知り合いもね。そう考えなきゃ……やってられないわよ、こんなの」
立ち上がって、大きく伸びをした梨奈さん。
総力戦の最中は厳しいけど、こういう会話をしている時は優しいと言うか、安心感を与えてくれるな。
楽天的なくらいが丁度良い。
そう言われてる気がした。
「あ、梨奈さん」
部屋から出ようとする梨奈さんを呼び止めると、微笑みながら振り返って。
「んー?どうしたの?寂しくて一緒に寝てほしいって?」
「ち、違いますよ!何時に起きれば良いかなって思っただけです!」
「なんだ、そんな事。だったら5時間後ね。美佳にもそう言っておくから」
そう言って、ドアを開けて梨奈さんは部屋を出たけど、何かを思い出したかのように、顔を覗かせて。
「昴くんがもっと強くなって、頼りになる男になったら、その時は一緒に寝てあげるよ」
クスクスと笑いながらドアを閉めた。
……な、何を言ってるんだよ梨奈さんは!
ちょっと変な気分になり、ベッドに寝転がった俺は、枕を抱えて唸った。



