「タケさんが望んでいた事を、俺が出来ているかわからない。俺を恨むやつがどれだけいるかもわからない。だけど、それでもいいさ。あの時、脆弱だったお前は強くなってここに戻って来た。この話が出来るくらいには……な」
結局、俺は御田さんにも久慈にも試されていた……って事か。
強くなって、大きな山を登ったつもりになっても、まだまだ高い山は目の前にそびえて頂上が見えない。
三宅は確かに強かったけど、経験の差で久慈の方が全然上だと感じる。
川本と一緒に戦ったから勝てたというのは間違いないだろうけど。
「……そういう事だったんですね。それならわたるくん、やはり僕と籾井さんはここで離脱しますよ。久慈さんを支えるべきだというのがわかりましたからね」
「え!?俺もですか!?いや、俺は別に昴くん達と一緒でもいいんですけど……まあ、千桜さんがそう言うならそれでもいいか」
千桜さん達には千桜さん達の考えがある。
だからと言って敵ではないし、仲間である事は変わりないんだから、久慈に付くと言うならそれでもいい。
篠田さんを殺したというのは事実でも、真実は違ったのだから。
話を聞いて、それを責める気にはなれなかった。
もしも……俺が久慈の立場なら、同じようには出来ないかもしれない。
そう考えたら。
結局、俺は御田さんにも久慈にも試されていた……って事か。
強くなって、大きな山を登ったつもりになっても、まだまだ高い山は目の前にそびえて頂上が見えない。
三宅は確かに強かったけど、経験の差で久慈の方が全然上だと感じる。
川本と一緒に戦ったから勝てたというのは間違いないだろうけど。
「……そういう事だったんですね。それならわたるくん、やはり僕と籾井さんはここで離脱しますよ。久慈さんを支えるべきだというのがわかりましたからね」
「え!?俺もですか!?いや、俺は別に昴くん達と一緒でもいいんですけど……まあ、千桜さんがそう言うならそれでもいいか」
千桜さん達には千桜さん達の考えがある。
だからと言って敵ではないし、仲間である事は変わりないんだから、久慈に付くと言うならそれでもいい。
篠田さんを殺したというのは事実でも、真実は違ったのだから。
話を聞いて、それを責める気にはなれなかった。
もしも……俺が久慈の立場なら、同じようには出来ないかもしれない。
そう考えたら。



