「ありがとうございます。これは私的な話ですが、もしも川本さんを失えば、南軍にとっては大きな痛手になります。当然我々は、敵地に乗り込むというリスクは覚悟していますが、出来れば死というリスクは回避したいというのが本音でして」
ぺこりと頭を下げた後、話し始めたマスター。
言いたい事は凄くわかる。
わかるけど……納得出来ない部分もある。
「馬喰横山駅で、マスター達はPBT破壊をしましたよね?自分達は死ぬのは避けたいと言いながら、人には死を強いる。それはおかしくないですか?」
「ええ、そうですね。敵だから……というのは言い訳にならないかもしれませんね。昴くんの言う通りです。我々は矛盾した事をやっています」
今まで出会った人達は、それが正しいか間違っているかは別として、自分なりの信念があったような気がする。
自分はこうだ……という譲れない物があって、それが衝突する感じだったけど、この人はそうじゃない。
「提案と言うのは、川本さんを奪還するのを手伝っていただけないかと思いまして」
話の流れから、そうだというのはわかっていたけど、敵にそれを言うか。
俺じゃなくても仲間がいるだろうに。
ぺこりと頭を下げた後、話し始めたマスター。
言いたい事は凄くわかる。
わかるけど……納得出来ない部分もある。
「馬喰横山駅で、マスター達はPBT破壊をしましたよね?自分達は死ぬのは避けたいと言いながら、人には死を強いる。それはおかしくないですか?」
「ええ、そうですね。敵だから……というのは言い訳にならないかもしれませんね。昴くんの言う通りです。我々は矛盾した事をやっています」
今まで出会った人達は、それが正しいか間違っているかは別として、自分なりの信念があったような気がする。
自分はこうだ……という譲れない物があって、それが衝突する感じだったけど、この人はそうじゃない。
「提案と言うのは、川本さんを奪還するのを手伝っていただけないかと思いまして」
話の流れから、そうだというのはわかっていたけど、敵にそれを言うか。
俺じゃなくても仲間がいるだろうに。



