東京ヴァルハラ異聞録

言いたい事はわかるけど、やってみないとわからないじゃないか。


それに、戦闘に参加した人全てが手に入るなら、どちらにとっても得はあると思うんだけどな。


「まあ……ない事はないか。よし、どさくさに紛れて戦闘に参加するぞ!危なくなったら逃げる!やってみよう!」


さすがはやけくそのテンション。


普段なら絶対にそんな判断は下さないだろうけど、10日間も張っていたから判断力も鈍っている。


「じゃあ俺、先に行って話を付けてきます!」


まだ準備が整っていない二人より先に、日本刀を手にした俺は屋上から飛び降りた。


「あ!ちょっと!!もうっ!!」


着地と同時に走り出し、南軍がいる場所へと急ぐ。


先に南軍が暴れてくれていたから、俺の方に気付くポーンはいない。


そして、南軍のやつらが戦っている場所にやって来た。


7人いた人達は、すでに2人が殺されたのか5人になっていて、良い戦いをしてはいるけど少しずつ押され始めている……と言った所だ。


「桜井さん!どれだけやれば良いんですか!こんなにハードだなんて思わなかったんですけど!!」


「私の時で18日かかったかな?そんなに時間を掛けたくないでしょ?だったら死ぬ気でやりなさい!」