昭和通りまで走った頃、PBTから久慈さんの声が聞こえて来た。
『西軍全員に告ぐ。篠田武久は……この俺、久慈明友が殺した。よって、今後の西軍の指揮は俺がとる。文句があるやつはいつでも相手になるから掛かって来い。以上だ』
挑発的とも取れる内容に、俺は再び怒りが湧いて、言葉にならない声を上げた。
結局……そういう事かよ!!
瀕死の篠田さんを見て、殺してしまえば西軍のトップになれる。
そんなくだらない理由で殺したんだ!
「ちくしょう……もっと強くなりたい!」
強くなければ、大切な人を失ってしまう。
そんな風に、俯いて悔しがっていた時だった。
「あれ?な、なんだ昴か!その帽子を被ってるからタケさんかと思ったよ!」
誰かが、俺に声を掛けてきたのだ。
その声は知っている。
顔を上げると、そこにいたのは悟さん。
いや、悟さんだけじゃない。
美佳さんと……愛美もいる。
「なんか随分久しぶりに思えるね、昴くん」
「悟さん、美佳さん……愛美も」
「なんで私だけ呼び捨てなんだよ!相変わらず気に食わないやつだね本当に」
愛美は怒っているみたいだけど、俺だって今更「さん」付けで呼ぶのも違和感があるから。
『西軍全員に告ぐ。篠田武久は……この俺、久慈明友が殺した。よって、今後の西軍の指揮は俺がとる。文句があるやつはいつでも相手になるから掛かって来い。以上だ』
挑発的とも取れる内容に、俺は再び怒りが湧いて、言葉にならない声を上げた。
結局……そういう事かよ!!
瀕死の篠田さんを見て、殺してしまえば西軍のトップになれる。
そんなくだらない理由で殺したんだ!
「ちくしょう……もっと強くなりたい!」
強くなければ、大切な人を失ってしまう。
そんな風に、俯いて悔しがっていた時だった。
「あれ?な、なんだ昴か!その帽子を被ってるからタケさんかと思ったよ!」
誰かが、俺に声を掛けてきたのだ。
その声は知っている。
顔を上げると、そこにいたのは悟さん。
いや、悟さんだけじゃない。
美佳さんと……愛美もいる。
「なんか随分久しぶりに思えるね、昴くん」
「悟さん、美佳さん……愛美も」
「なんで私だけ呼び捨てなんだよ!相変わらず気に食わないやつだね本当に」
愛美は怒っているみたいだけど、俺だって今更「さん」付けで呼ぶのも違和感があるから。



