そして、背後から「うぐっ」という短い悲鳴が聞こえる。
慌てて振り返ると、ハルベルトの石突きで梨奈さんの胸を突いた秋本の姿がそこにあった。
崩れ落ちる梨奈さんを抱きとめる事も出来ず、床に倒れるのを見ているしかなかった。
「足止めってのはな、実力が近いやつしか出来ねぇんだよ。筋は悪くない。だけどただそれだけだ。黒崎と梨奈さん?は貰って行く。お前は指をくわえて見ていればいい」
屈辱的な秋本の言葉に、俺は何も反論出来なかった。
確かに、明らかな実力差がある。
まぐれもない、万に一つの勝利の可能性もない戦いだというのは、剣を交えて理解出来た。
それでも、大切な人を奪われて黙って見ているなんて出来なかった。
「返せ!!二人を返せ!!」
日本刀を強く握り、秋本に向かって駆け出す。
「返してほしけりゃ浅草寺まで来な!明日の正午に裏切り者の黒崎は処刑する!もう一人の女も見せしめに殺してやるよ!!」
そう言うと、秋本は迫る俺に石突きで合わせ、身を低くして柄を上方に振り上げた。
腹部への激しい痛みと共に、上空へと飛ばされた俺は、身動きが取れずに。
凄まじい高さだと言うのに、秋本も飛び上がって俺に迫った。
慌てて振り返ると、ハルベルトの石突きで梨奈さんの胸を突いた秋本の姿がそこにあった。
崩れ落ちる梨奈さんを抱きとめる事も出来ず、床に倒れるのを見ているしかなかった。
「足止めってのはな、実力が近いやつしか出来ねぇんだよ。筋は悪くない。だけどただそれだけだ。黒崎と梨奈さん?は貰って行く。お前は指をくわえて見ていればいい」
屈辱的な秋本の言葉に、俺は何も反論出来なかった。
確かに、明らかな実力差がある。
まぐれもない、万に一つの勝利の可能性もない戦いだというのは、剣を交えて理解出来た。
それでも、大切な人を奪われて黙って見ているなんて出来なかった。
「返せ!!二人を返せ!!」
日本刀を強く握り、秋本に向かって駆け出す。
「返してほしけりゃ浅草寺まで来な!明日の正午に裏切り者の黒崎は処刑する!もう一人の女も見せしめに殺してやるよ!!」
そう言うと、秋本は迫る俺に石突きで合わせ、身を低くして柄を上方に振り上げた。
腹部への激しい痛みと共に、上空へと飛ばされた俺は、身動きが取れずに。
凄まじい高さだと言うのに、秋本も飛び上がって俺に迫った。



