「どうやらワケありのようですね。僕は僕の任務を果たさなければなりませんので、これにて。また縁があったら会いましょう」
そう言い、千桜さんは俺達に手を振って走って行った。
「……あえて触れなかったけど、あのオレンジ色の人は何?」
「いや、まあ。おかしな人だけど強い人ですよ。あの人に助けられました」
「ふーん。強そうには見えないけど、見かけじゃないもんね。とにかく、昴くんが行きたい場所に行こうよ。そんなに時間はかからないでしょ?」
梨奈さんは話が早くて助かる。
沙羅はどうかなと、ビルの上を見てみるけど、どこにもその姿はなくて。
少し心配だけど、沙羅なら大丈夫だろうと歩き出した。
光の壁に沿って移動する。
確か、あの整骨院は光の壁近くにあったはずだから。
また秋本と出会ってしまっては、久慈さんがいない今、勝てるとも逃げられるとも思えないから。
そして、あの場所へとやって来た。
前線が移動し、人通りも少なくなった道。
子供達が身を潜めていた整骨院。
「……ここに何があるの?誰かと待ち合わせでもしてるの?」
首を傾げて、梨奈さんが尋ねるけど、どう言えばいいものか。
そう言い、千桜さんは俺達に手を振って走って行った。
「……あえて触れなかったけど、あのオレンジ色の人は何?」
「いや、まあ。おかしな人だけど強い人ですよ。あの人に助けられました」
「ふーん。強そうには見えないけど、見かけじゃないもんね。とにかく、昴くんが行きたい場所に行こうよ。そんなに時間はかからないでしょ?」
梨奈さんは話が早くて助かる。
沙羅はどうかなと、ビルの上を見てみるけど、どこにもその姿はなくて。
少し心配だけど、沙羅なら大丈夫だろうと歩き出した。
光の壁に沿って移動する。
確か、あの整骨院は光の壁近くにあったはずだから。
また秋本と出会ってしまっては、久慈さんがいない今、勝てるとも逃げられるとも思えないから。
そして、あの場所へとやって来た。
前線が移動し、人通りも少なくなった道。
子供達が身を潜めていた整骨院。
「……ここに何があるの?誰かと待ち合わせでもしてるの?」
首を傾げて、梨奈さんが尋ねるけど、どう言えばいいものか。



