「……出来ません。結城も沙羅ちゃんも、西軍の防衛の為に戦いましたよ!それに、ナイトを確認したのだってこの二人です!俺は……一緒に戦った仲間を、理由もなく殺す事は出来ないです!」
強い口調で、嵐丸さんがそう言った瞬間。
篠田さんの拳が嵐丸さんの鼻っ柱を捉えたのだ。
ゴンッという鈍い音が聞こえて、嵐丸さんが大きく仰け反って倒れる。
メリケンサックは付けていない……素手での攻撃。
「理由はあるだろうが。真由の居場所を嗅ぎ回る敵だよ。鬼の嵐丸ともあろうやつが、沙羅『ちゃん』だと?随分腑抜けたもんだぜ」
起き上がろうとする嵐丸さんに、容赦のない前蹴りが放たれる。
さすがにこれは……嵐丸さんが危ない。
「し、篠田さん!やめ……」
間に入り、止めようとしたけど……次の瞬間、俺は宙を回転して、無様に床に倒れ込んだ。
「昴、テメェを殺す事に躊躇はねえぞ。何調子に乗って俺に意見してんだコラ」
たった一撃……ただ拳で殴られただけなのに、頭がグラグラして身体に力が入らない。
この人の言葉に嘘はない。
殺すと言えば殺すんだと、今更ながら痛感した。
そんな時だった。
強い口調で、嵐丸さんがそう言った瞬間。
篠田さんの拳が嵐丸さんの鼻っ柱を捉えたのだ。
ゴンッという鈍い音が聞こえて、嵐丸さんが大きく仰け反って倒れる。
メリケンサックは付けていない……素手での攻撃。
「理由はあるだろうが。真由の居場所を嗅ぎ回る敵だよ。鬼の嵐丸ともあろうやつが、沙羅『ちゃん』だと?随分腑抜けたもんだぜ」
起き上がろうとする嵐丸さんに、容赦のない前蹴りが放たれる。
さすがにこれは……嵐丸さんが危ない。
「し、篠田さん!やめ……」
間に入り、止めようとしたけど……次の瞬間、俺は宙を回転して、無様に床に倒れ込んだ。
「昴、テメェを殺す事に躊躇はねえぞ。何調子に乗って俺に意見してんだコラ」
たった一撃……ただ拳で殴られただけなのに、頭がグラグラして身体に力が入らない。
この人の言葉に嘘はない。
殺すと言えば殺すんだと、今更ながら痛感した。
そんな時だった。



