「や、殺る気かコラ!そのニヤニヤしたツラ、ぶっ潰すぞ!」
言うより早いか、光の渦に手を入れた山瀬が、勢いよくそこから何かを引き抜いた。
何も持っていなかったはずなのに……その手には何かが握り締められていて。
「ほ、包丁!?」
もっといい物を手に入れられると思ったのか、山瀬は驚いた表情で包丁を見詰めた。
戦闘用のハンマーと包丁……。
明らかに分が悪い。
何とかしなきゃと思いはするものの、迫る有沢に恐怖して身体が動かない。
今すぐにでも逃げ出したいのに……膝が震えて。
「ち、ちくしょう!!構わねぇ!ぶっ殺してやる!!」
この男に恐怖はないのか、山瀬は包丁を握り締めて有沢に向かって駆け出した。
だが、有沢の持つハンマーの柄で突かれ、吹っ飛ばされて俺達の横を通り過ぎて……。
後方のビルの壁に激突して動きを止めたのだ。
「ここに来たばかりのやつが、俺に勝てるわけがないだろ。少しでも殺せると思ったなら、とんだお笑いぐさだ」
クスクスと笑う有沢。
このままじゃあ……俺も山瀬と同じような運命になる!
この窮地から脱するには……俺も武器を引くしかない!
言うより早いか、光の渦に手を入れた山瀬が、勢いよくそこから何かを引き抜いた。
何も持っていなかったはずなのに……その手には何かが握り締められていて。
「ほ、包丁!?」
もっといい物を手に入れられると思ったのか、山瀬は驚いた表情で包丁を見詰めた。
戦闘用のハンマーと包丁……。
明らかに分が悪い。
何とかしなきゃと思いはするものの、迫る有沢に恐怖して身体が動かない。
今すぐにでも逃げ出したいのに……膝が震えて。
「ち、ちくしょう!!構わねぇ!ぶっ殺してやる!!」
この男に恐怖はないのか、山瀬は包丁を握り締めて有沢に向かって駆け出した。
だが、有沢の持つハンマーの柄で突かれ、吹っ飛ばされて俺達の横を通り過ぎて……。
後方のビルの壁に激突して動きを止めたのだ。
「ここに来たばかりのやつが、俺に勝てるわけがないだろ。少しでも殺せると思ったなら、とんだお笑いぐさだ」
クスクスと笑う有沢。
このままじゃあ……俺も山瀬と同じような運命になる!
この窮地から脱するには……俺も武器を引くしかない!



