東京ヴァルハラ異聞録

「あ?先客がいる。こいつ西軍だぜ?」


「でもよ、そっちの女は北軍じゃね?なんだなんだ?侵攻までして、女と楽しい事してんのか?」


入って来るなり俺と舞桜を見て、ニヤニヤする男達。


上背は俺より断然あって、元の世界だとあまり関わり合いになりたくないような男達。


俺や美佳さんと一緒に来た、山瀬と同じようなタイプだ。


「ち、違いますよ。この子は……」


慌てて立ち上がり、男達を止めようとするけど、俺の肩をポンポンと叩いて、


「恥ずかしがる事はねぇぜ?敵をどうしようと、強いやつが選ぶ権利があるんだからよ」


「そそ、だからここは楽しく4Pと行こうぜ?ガキっぽいけど、こいつなら楽しめそうだからな」


そう言い、一人の男が舞桜に近付く。


「く、来るなっ!」


後退しながら舞桜がショートソードを取り出して男に向ける。


「……このガキ。誰に向けて獲物向けてんだ!両腕切り落として、抵抗出来なくしてから犯しまくってやろうか!?あぁ!!」


その言葉を男が吐いた瞬間、俺は日本刀を抜き、男の首に刃を当てた。


「……お、おい。味方に何をしてるんだよお前」


「舞桜に手は出させない。お前みたいな大人が味方であってたまるか!!」