『ありがと』
『良いよ、飲んだら行くか』
『うん』
そう言ってマグカップに半分くらい残った珈琲が飲み終わったら、朔の後に着いて駐車場に向かった。
『朔って大学生だったよね?』
車にはあまり詳しくない、と言うか全然知らないけどその私でも一応は知っている白の高級車と呼ばれる車だった。
『そーだけど』
なんで?と首を傾げながら運転席に乗り込む朔の後を追って助手席に座った。
『良い車乗ってんね』
『あー…。親父のお古だけど』
そう言ってシートベルトを閉めると『行くぞ』と言って車を発進させる朔。
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