『ねえ…。あの。一応聞くけど…。
2人っきりで同じ部屋にいた訳でしょ?あの…』
『なんもある訳ねえだろ』
食い気味で少しキレながらそう答えた翔。
靴は脱いでいるけど、化粧もしたままだし昨日家を出たままの格好から何も変わっていない所を考えると、多分ほんとに私は部屋に着くなり爆睡していただけだろう。
『だよね。』
『っとに、久々に会ってこんな目に遭うとは…』
『誰かさんにベッド占領されて、自分家なのに床で寝たから身体中いてーなあ…』と言って朔はわざとらしく肩をトントン叩きながらそう言って軽く私を睨みつける。
『まぢごめんって…』
『まあ昔からお前には迷惑掛けられっぱなしだし』
今更驚きもしないけど、と朔。
