『うっ…』 これは、最悪の目覚めだ。 酒臭い上に色んな香水臭いしタバコ臭いし… そして頭も割れる様にズキズキと痛い。 カーテンの隙間から覗くさわやかな朝の、と言うか多分もはやもう昼過ぎの爽やかな日差しですら煩わしい。 …二日酔い。 なる度に毎回毎回、もう二度と酒なんか飲みたくもないって本気で思うはずなのに、何故か全然懲りない自分を恨めしく思う。 『やっと起きたか…』 そう言って、呆れた様にため息をついているのは… 『…は??朔?なんでここに居んの?!』 『は?』