白でもなく黒でもなく








『だからいいじゃん。俺で。』

『いや、全然意味わからん』

『そのままだよ』






そう言って平然とした顔で枝豆を黙々と食べている翔。






『…なに?翔も結婚願望あんの?』

『いやそんなに』

『え…。じゃあ私の事、好き、とか?』

『まあ普通』

『なんだよそれ!』






いやまあ、いきなり好きだよとかここでぶっこまれてもそれはそれで困るけど。






『でもまあ、俺はお前の元彼みたいに浮気もしないしギャンブルもしないしクラブも行かないし。
あ。借金も無いし。ちゃんと仕事もしてるし。』

『うわあ…。私の黒歴史思い出させないでよ』

『次男だし両親の介護もないし』

『急にリアルだな』

『まあ金持ちじゃ無いけど無駄遣いはしないし』