南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

    その頃には
      雪はますます強さを増し


    准の日記のページの上にも
       ひとひら、
       ふたひら…


     真っ白な雪が舞い降りた。


    ーーこの雪ってさ…
      准の涙だったんかな…


    そうボソッと托が呟いた。